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山脇由貴子著「教室の悪魔」

この著者について知ったのはごく最近で、
「あの子が部屋から出て来ないのはどうしてだろう?」
というタイトルに惹かれて図書館で借りてみたら
ひきこもりの息子とその対応に苦慮する両親の話だった。

ひきこもりは、自己治癒である時もあり、
一概に困った生活態度とは言い切れないと思う。
私も小学生の頃、引きこもりではないけれど、一人で
家の中で過ごすことを好んだ。

この人の視点はあくまでも弱者である子どもに向けられていて
それは昨年末に出たこの「教室の悪魔」という本も同様である。

山脇由貴子著「教室の悪魔」
本の紹介:
 突然起こる「いじめターゲット」の逆転、巧妙に遊びが演出される不気味さ。
なぜ子どもたちは残酷になっていくのか。問題の核心を突き、親にできることを、
なすべきことを、気鋭の真理カウンセラーが具体的に提言。

読み終わって、子どもに対する恐怖心がわいてくる。
集団で一人を攻撃する形となるイジメは、自分の環境に奴隷の立場の人間を
決めて、うっぷんを晴らすための行為らしい。
そんなことをしないと晴らせない鬱憤とはどうやって溜めるんだろう。

子どもの暮す環境で何がおきているのだろう。
すごく不安にさせられる本だった。

by lasykasan | 2007-02-25 16:24 | 活字中毒 

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